「よし。これから各自、自分の部屋に行って荷物を置いてこい。
そしたら、夕食まで自由行動だ。
もう一つの棟は一般のお客さんがいるから絶対に行かないように。
じゃあ解散。」
私たちは、自分の部屋に向かった。
あやかたちは私たちの後をついてくる。
「ここだっ!」
愛ちゃんが鍵を開ける。
「うわー!」
なかに入ると、景色が一気に広がる。
「すごーい!海が見えるー☆」
「キレー」
と3人で騒いでると、
「私たちは…」
と声が聞こえたから、後ろを振り向いた。
すると、愛ちゃんが
「あー。
あんたたちはそこの通路行って隣の部屋。
鍵はこれ。
あとこっちには入ってこないで。」
と言うと、あやかたちに鍵を渡した。
あやかたちは鍵を受けとるとすぐに隣の部屋へ行った。
私たちは、すぐに通路を閉ざした。

