ジリジリジリジリ
「…朝か。」
私は翔を起こさないようにでたが、やっぱり翔は起きてしまった。
「舞香?」
「おはよ。朝だよ。」
「あぁ。」
私はご飯を作るため歯を磨き、キッチンへ行った。
翔は、リビングで新聞を読んでいた。
そんな翔もかっこいいと思う。
「コーヒーでしょ?」
「あぁ。」
私はコーヒーをついで、翔に渡した。
「さんきゅ。」
「うん!」
それから、私は朝ごはんとお弁当を作った。
「いただきます。」
「いただきます。てか、今日は弁当か?」
「そうだよ!今日からお弁当再開っ!」
「楽しみにしてる。」
「うん♪」
私たちは朝ごはんを食べ、二人で家を出た。
もちろんしっかり手は繋いで。
「久しぶりだね!」
「そうか?」
「そうだよ~!翔がいつも居なかったんだから!」
「ごめんな。」
翔が謝るとキュンっとする。
今日は朝からキュンキュンされまくりだ。

