「私で、いいの?」 「当たり前だろ? お前じゃなきゃ、指輪なんて渡さねーよ。」 今日は泣いてばかりだ。 「うん…ありがとう。」 私たちはもう一度、お互いを確かめるように、キスをした。 「翔?」 「ん?」