「どこにいくの?」 「楽しみにしとけ」 何度聞いても、教えてくれなくて、私はただただついていくことしか出来なかった。 暫くすると、翔が急に止まった。 「え…ここ。」 「わかった?」 「え…だってここ…」 「忘れてたのかよ。」 「今日、一年記念日…?」 私は涙が出てきた。