可愛い彼女と不良な彼氏



「でも…」


「ごめん。疲れた。」


と言って屋上に着くなり、寝っ転がってしまった。


「もー」


と言いながらも、この感じが好きな私は翔の横に寝っ転がる。


「寝てんじゃねえかよ」


と翔が笑いながら言う。


「寝たかったの!」


「はいはい」


こんなやりとりが好きだなー、と思いながら、空を見上げ、生徒たちの楽しそうな声を聞いていた。