すると愁はあたしの頭を ガシガシと撫でて、ハニかんだ。 「可愛いっつーの! そろそろ俺らも乗ろっか」 愁の手はあったかくて、 触られた頭はまだボーっとしていた。 バス内では各自持ってきておいた CDを流したりして時間を潰していた。 そんな中、あたしは… カーテンにくるまって ぐっすり仮眠をとっていた。 しっかり、愁の手を握って。 しっかり、愁の温もりを感じて。 しっかり、愁の隣で。