あたしが顔を真っ赤にしてると 隣からため息が聞こえた。 「修学旅行初日から いちゃつくなってー!」 咲が呆れた顔をして、 あたしと愁に言った。 「『ごめんなさーい」』 いかにも打ち合わせしてた かのように、声が揃った。 バッと顔を見合わせて あたしたちは微笑みあった。 「見てらんないわー 先行ってるかんね!」 咲が2度目のため息をついて、 校舎に向かった。 それを見て、あたしと愁も 咲の後ろに続いて歩き出した。