「…あたしの存在忘れないでよ」 ん? …あっ、咲…。 完璧に忘れてた。 ごめんなさい〜っ! 『わ、忘れてないよ?』 あたしはすぐさまそう言った。 パッと咲の顔を見ると、 何故かにっこり笑っていた。 「花道、何笑ってん?」 愁も咲の顔を見て 不思議そうにしてる。 咲はあたしと愁の顔を 交互に見てから再び、 ニヤニヤし始めた。