「ゆなちゃんはさぁ、ナニが好き?」 隣でニヤついているあぶらぎったオヤジが言う。 「んとねぇ、ゆなわぁ、バックが好き♪」 「あはは、エロいなぁゆなちゃん。パパは、何買ってほしいかきいたんだよ!?笑」 「あは☆わかってるよぉ~」 アタシは“笑顔”で答えた。 ちゃんと出来ているだろうか。 引きつってはいないだろうか。 おもわず、鏡を出して確認したくなったが、 隣に“パパ”がいることを思い出してやめた。