でも不思議な事が1つ… なぜ奴はアタシを知ってるのに、 アタシは奴を知らないのだろうか。 集会に出席してた記憶はぼんやりとあるが、 奴の名前がわからない… 「名前と肩書きはなんだ?」 アタシは、すぐ傍で突っ立ってアタシを見下ろしてる奴に聞いてみた。 「…第三官のリュウト」 「三官…?」