―――――――― (またか) 朝、教室にきたら、机の上に それはそれは綺麗なお花が飾られていました。 あたり前だが、その机は僕の机です。 (だいじょうぶ) (だいじょうぶだ) (慣れてる) 浴びせられる罵倒も 下品な笑い声も 恐ろしく冷ややかなその目も 慣れている。 僕の朝はいつも こうして始まるのだ。