あの日の夕日が優しかったので





しばしの沈黙。





「もう、だいじょぶ?」



本気で心配している顔と相変わらず
柔らかい声になぜか少しムカついたので

うん。とぶっきらぼうに答えてやった。




「よかった。」












沈黙。






沈黙。







だあああああ!!!


たえられん!!



・・・




「なに、お前ホモなの。」




「へ?」



沈黙をケチ破ろうとしてとっさに
出てきた言葉にそいつは
予想通りのリアクションを見せる。