Cherising!!〜晶&友哉〜

「晶」

「お母さんにもらった大事なものなんでしょ?」

「うん」



周りはもう夜の闇に包まれようとしていた。



「あっ! あったよ、晶!!」

「ほんと!?」

「うんっ! ほら」

友哉の手のひらに、小さい白い真珠。

チカチカとつき始めた外燈の光に反射し、真珠は淡く光った。

「きれい…」