なにいってんの、コイツ。



俺は見る見るうちに、顔が真っ赤になった。










「なぁに、テレてんの??
 かわぁいい~♪」












なんなんだ、コイツ。
こっぱずかしいセリフをやすやすと。












紗雪が近づいてきた。













そして、耳元で囁いた。













「要、照れてるところも、カッコイイぞ」



















俺は、ますます顔が赤くなるのが、自分でも分かった。