「はい、クリスマスプレゼント!!」 ドキッ!! 「あぁ~ごめん。俺、何も持って来てない」 玲子は膨れっ面になった 直樹には時間にも心にも全く余裕がなかった。 「贅沢は言わないから、直君の思いがこもったものが欲しいなあ~」 直樹は困惑した。 「何がいいんだろう?」 「・・・私だけの絵を描いて欲しい・・・」 「分かった!」 直樹は1つ返事で応えた そう、この時直樹は心にある事を決めていた。