それに直樹はこう答えた 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』 今までこの質問になると玲子はイタズラにからかわれて来た為、いつしか口を開かなくなっていた 直樹に対しても内心不安を抱きつつ、反面、期待する気持ちもあった。 玲子にとって、直樹はやはり期待通り応えた。 新鮮と言うべきなのか、自分を前向きにしてくれる返答にかつてない感動を覚えた玲子。 そして 勇気をもらった玲子は全てを打ち明ける決心がついた。 「二度も学校に通うなんて可笑しいですよね?」 『・・・・・・・・!』