私はユウスケにちゃんと話をしようと思った。


放課後ユウスケを待った。


「ユウスケ・・・一緒に帰ろう。」


「うん。」


ユウスケは何かを察しているのか無言のままだ。


「ちょっと公園行かない?」


「いいよ。」


私達はベンチに座った。


「ユウスケ・・・。」


私が話そうと思うと


「メグごめん!」


ユウスケが謝ってきた。


「俺、嘘を付いた。俺・・・お兄ちゃんなんじゃないんだ!」


「うん、知ってるよ。」


「えっ?」


二人に沈黙が流れた。