私は日に日にユウスケが好きになっていた。


「昨日はありがとう。すごく楽しかった。」


「俺も。楽しかった!」


「動物なんて触ったの何年ぶりだろう。」


「可愛かっただろ?」


「うん!」


「あっ、そうだ。」


「ん?」


「今日は友達と帰りにカラオケに行くことになったんだわ。」


「そっか。」


「だから、今日は一緒に帰れないけど。」


「うん、いいよ。楽しんできてね。」


そういって2人は廊下で別れた。