そういえば、あの日以来図書館でアイツと逢っていない。


キスしたくせに・・・。


あれは何だったの?


私はモヤモヤしたまま下駄箱へ行った。




放課後またユウスケは下駄箱にいた。


私の帰りを待っていてくれた。


一途に思ってくれているのは分かる。


「ユウスケ・・・付き合ってもいいよ?」



アイが背中を押してくれた。


一歩踏み出してみなよ。


これが良いのか悪いのか今の私には分からない。


しかし、私はユウスケと付き合って見る事にした。


良い未来が待っていると信じて。