私は急いで学校に向かった。


「メグ待ってぇ!」


後ろからアイに呼ばれた。


「どうしたのよ。急いじゃって。」


「うっ・・・。」


「どうしたのよ。」


「栞無くしちゃったの・・・。」


私はうっすら涙を浮かべた。


「よしよし。」


アイは私に手をやった。


「ちょっと図書室寄って探してくる。」


「私も行こうか?」


「大丈夫。」


私は図書室に行った。