「図書館よく来るの?」


私はなんとなく聞いてみた。


「本が好きだからね。」


以外~!


こいつも本なんか読むんだ。


「名前何ていうの?」


「いう必要ない。」


ってか言いたくない!


「教えて。」


ユウは顔を近づけてくる。


ちょっと顔近い!


「分かった。教えるから離れてよ!」


私は観念して名前を教えた。


「で、名前は?」


「青木愛実・・・。」


「メグミちゃんね。よろしく!」


よろしくしなくていいですっ!


「じゃあ、さようなら。」


私はその場を去った。