「今日も来てるんだね。」


「えっ?」


私は横を見る。


カワシマユウだ・・・。最悪。


はぁ。


「帰る。」


「何で?まだいればいいじゃん。」


「別に。」


「そっけないねぇ。」


「私に話しかけないで。」


「何で?」


「ファンの子にヤキモチ焼かれてもこまるし。」


「それは大丈夫。図書館にだけは来ないように言ってあるから。」