はぁ。追いついちゃったよ。


でもそんなに格好良い先輩なら少し見ておこうかな。


私はチラっと覗いてみる。


「えっ・・・。」


「どうした?メグ。」


「何でもない。早く行こ。」


私はアイの手を引っ張ってその場を去った。