「俺の名前知ってるか?」


「川嶋ユウでしょ?何言ってるの?」


「漢字で書けるか?」


私は紙に川嶋ユウと書いてみた。


「はぁ・・・。」


「何でため息つくのよ!」


「俺の漢字は・・・。」


ユウが自分で書き出した。


川嶋友


「ここに隙間あるだろ?」


「えっ?」


「メグ 友」


「あっ。」


「メグと俺!」


「そうだったんだぁ!」


「ずっと知らなかったってショックだよなぁ。」


「しょうがないじゃん!4歳で漢字なんか知るわけないでしょ!」


「そうだな。」


「でも、これでスッキリした。」







~これで本当に終わり~