「ん・・・?」


 







「え~ん。え~ん。」


「メグどうしたの?」


「転んじゃったの。痛いよぉ。」


「悪いやつはどいつだ?」


「こいつ!」


メグは道端にある1つの石を指す。


「こいつか!メグに悪いことして、メッ!」


お兄ちゃんは石に向かって怒っている。


「メグ。ちょっと待ってて。」


少ししたらお兄ちゃんが戻って来た。


「メグ。これあげる。だからもう泣かないで。」


「お兄ちゃん、これなぁに?」


「これは幸せの葉っぱだよ。」


「幸せの葉っぱ?」


「うん。メグの痛いのも無くしてくれるよ。」


「ほんとだ。もう痛くない。」


「ねっ。」


「うん!」