火曜日。部活は休み。 サト美に用事があるというので、一人で帰ることにした。 学校を出ると、ちょうど、トモ子が前を歩いていた。 私は、後ろからトモ子の肩をトントン。 振り返ったトモ子は、私を見ると少し笑った。 「一緒に帰ろっか」 私も笑顔になった。