後日、部室にサト美が入ってくるや、私を呼びつけた。

「ちょっと、遼子大変だよっ!!」

「何よ、そんなに慌てちゃって。ってか、早くドア閉めてよ」ちょうど、ブラウスを脱ごうとしていた私は、文句を言った。

「それどころじゃ無いってば!」

サト美は、部室のドアを乱暴に閉めると、上履きを乱暴に脱ぎ捨てた。