極甘Story

「あぁーッ!!」

「な、なんだよ・・。」

私はコンビニの中で、とてつもなく
大きな声を出していた。

だって、だってさぁー、
新登場のタルトが出てたんだもーんッ!

「これ!絶対にこれがいいー!」

「本当にこれでいいんだな?」

「うんッ」

私は都貴に向かって、最高の笑顔を見せた。

「お、お前は・・?」

笑顔を見せても、都貴は
すぐに目をそらして、ユッチに
話しかけていた。

「んー。あたしはコレかなぁ。」

「んじゃ、ちょーだい。」

ユッチはメロンパンを都貴に
差し出した。