「はょー・・。」

うぅ・・。目ぇまだ痛いやぁ・・。

「おはよー。ってあんたその目ッ?!」

「バレたぁぁ・・・?」

ユッチにはお見通しだったみたい。
私が昨日、まともに寝れず、
泣き明かしていたことが・・・・。

「なんか・・。あったの・・?」

ユッチは、私の顔を少し覗き込んで、
優しい言葉をかけてくれた...。

「実はね・・。」

私はすべてをユッチに打ち明けた。

昨日非常階段で都貴にされたこと。

都貴はなぜか私に怒っていたこと。
それから・・。

私の都貴へのキモチ・・。

ユッチは教室まで黙って聞いてくれていた。