みっちゃんが今日

男の赤ちゃん産んだってさ!


おおっ!
めでたいめでたい


出産は奇跡である

そしてむろん
出産の手前にある妊娠も奇跡なのである

当時の私は
女の人のお腹に赤ちゃんができることはごく自然なことなのだと思っていた

だから結婚しようがしまいが、ある一定の年頃になると
女は皆、妊娠できるのだと疑わずにいた
さらには妊娠する、しないは本人が自由にコントロールできるとまで思っていた

だけど
この考え方は9割方間違いではない


だってさ、
ある一定の年頃になると妊娠できる=初潮を迎えると妊娠できる


妊娠を自由にコントロールできる=避妊具を用いて妊娠をコントロール


ほら、ね

間違いじゃないでしょ!


しかし
私の勘違いの原因は妊娠するにあたって、男性という存在が不可欠であることに気づかないでいたことである


ある日
私は母にこんなことを話した


「私も大人になったら赤ちゃんつくるからね、男の子がいい?女の子がいい?」


男の子と女の子も自由に選択できると思っていたウブな私

そう

『男の子を妊娠します』

こうやって念じさえすればできると思ってましたから

母は言った

「つくるって…
お前のお婿さんになってくれる人がいたらの話だね、そりゃ」

お婿さん?

はぁ?


母に聞いた

「赤ちゃんはお婿さんがいないとつくれないの?」

当たり前だと母が言うもんだから

私はそこで新たな疑問をいだいた

そう…

『赤ちゃんってどうやってつくるの?』
母は大人になれば自然とわかると言ってそれ以上は何も教えてはくれなかった。

マジ知りたかった
ウズウズして
夜も眠れない
次の日もそのまた次の日も


だが、しかし

知りたくてどうにかなりそうだったある日

私は赤ちゃんができる真相がわかった!

イエーイ♪