翌日、レオン達はまた一階の食堂で待ち合わせした。
昨日と同じく、レオンとロジャーが先に軽い朝食を済ませ、後から下りて来たミカエリアが遅れて軽い朝食を済ませて、後はイレールだけになった。
イレールが来たのは、それからミカエリアが来てから十分程経った時だった。
「すいません、遅くなっちゃって」
「いや。じゃあ、行くか」
四人は宿屋の外に出た。
宿屋は大通りからかなり外れていたものの、祭りの賑わいはここまで聞こえて来た。
「ここまで聞こえて来るッスねぇ…楽しみッス!」
ロジャーは今日の祭りを前々から楽しみにしていただけに、今日はかなり浮き足立っている。
四人は取りあえず大通りに出ることにして、宿屋を離れた。
大通りに出るまでの道にも、点々と出店が店を構えていた。
四人は途中で見つけた店で食べ物をいくらか買って、食べながら大通りを目指した。
大通りに出ると、人の大波に晒された。
「今年もいっぱい人が来ましたねぇ。楽しみです!」
四人は脇道から見ているので人込みに混ざることは無いが、脇からみていてもその熱気は凄まじかった。
「まさかこんなに人が集まっているとはな………おいロジャー、あまり離れるな………よ………?おい、ミカエリア……」
ミカエリアは、珍しく少しばかりの焦りを含んだレオンの声に振り返った。
「………はい?」
「……………ロジャーが………見当たらないのだが………」
その言葉に、ミカエリアだけではなくイレールまでもが固まってしまったのは言うまでも無い。
「…………あれ……?」

