「ぢゃあさ、里奈ちゃん、架指名したらいいぢゃん」

それまで友達とイチャイチャしていたホストが、いきなりこちらを向いてそう言った。


「指名してくれんの!?」


架が期待を込めた目でアタシを見ている。