だって、こんなとこ、吾磨君に見られたらどうするの??



「放課後一緒に呼ばれたよな!!絶対運命だよな、これ」


「あ〜うん。そうだね…」



あたしは、適当に返事する。



「え!?やっと、俺らの愛のこと認めてくれた!?」


「意味分かんないよ!!」



あたしは、拓也君の腕を振り解いた。



「もう…何であたしに構うかな…」



あたしは、自分の席に着いた。



「何々??何怒ってんの??」



あたしの机に周くんが来た。



あれ??


周くんって、こんなに積極的だったけ??



「ん〜…ちょっと…。拓也君がね…」



その時、いきなり唇を塞がれた。



「え!?んん…!!」



あたしは、いきなりの展開に驚く。


みんな、話に夢中で気付いている気配はない。



「紅葉は今日から俺のもんだろ??」



は!?