これは、この状況は…どーすんだ。 真莉乃が酔っ払い状態で。俺の腕に抱きついて。俺の話を聞こうとこちらを見ている。 そして、なにより目が潤んでいる。 この状況はやばいだろ。 「真莉乃。彼氏いるんだってな。」 さっきの巳來との話を思い出した。