いつからかな。

君と居る時間がとても楽しくなったのは。
君の笑顔で暗闇からでることができた。
君の笑顔はアタシに希望をくれた。
君の笑顔で生きる喜びをくれた。
君の笑顔がアタシを笑顔に変える。



あれは、小学校6年の1月だった。
「はじめまして。転校してきた結優です。これからよろしくお願いします。」

それからアナタと話す事になったのは1年後でした。


「結優誕生日おめでとうー」
「ありがとう~」
はぁ。
今年もまた、とくに好きな人もいなし普通に時が経ったんだ。

そんなことを思っていたときに、隣の席の男子が「はい。テニス部の奴から。」そう手渡されたのは、ラブレターだった。アタシはびっくりして、「誰から?冗談?」って言うと本気みたいだった。
その手紙には゛好きです。付き合ってください 海より゛皆からは「あの海が!」とか「付き合っちゃえば」って応援してくれるけど、話した事がなかったし、とくに気になってもいなかった。

もし戻るならアタシはこの日に戻りたい。
そしたらこんなにも苦しい思いをしなかったのかな。

結局一週間後に付き合うことにした。
週に2回一緒に帰って、アタシも海もテニス部でよく一緒に練習した。
でも、それ以上2人の距離は縮まらなかったよね。
その頃、海はかなりモテていて、学年で1番モテてすごくブッリ子な楓といつも一緒に居た。アタシに見せつけるように。
でも絶対にその子の話題をしなかった。
アタシは海を信じていたんだよ。

もしかしたら浮気をしてたかもしれない。それでも信じていた。
そして5ヶ月記念の9日前に別れた。
海が「これ以上、一緒に居ても楽しくなぃよ。」
それから、どれくらい涙を流したかな。
信じていたのに、裏切ったのは海なのに。
次の日学校に行くと、「海にふられた女だ。」しか言われなかった。
ただアタシは黙っていた。
゛大丈夫。いつかまた笑える日が来るから゛そう思って。
そして、さらにアタシを苦しめる事実を知った。
海といつも一緒にいた楓が前に別れていてその理由がアタシを好きになったからだった。
それを誰にも言えなくて親友の絵梨だけに言えた。
それ以外の人には言えないで毎日泣いていた。
゛もう誰かを好きにならない方がいいのかな。゛そう思うようになった。