祐也Side

俺は自分の気持ちしか頭になくって

りかが独りで傷付いているなんて

これっぽっちも知らなかった。


いつも人一倍

笑顔を見せる君の心に

傷があるなんて予想もつかなかった。


俺は自分の気持ちで胸がいっぱいだったんだ。


りかの事を知っているようで

全然知らなかった


そんな未熟な俺でも

この時から

りかへの愛は

本物だと

胸を張って言えたよ。