「ちょっとお時間よろしいですか?」

見知らぬ男性が声を掛けてきた。

潤「はい……??」

「わたくし、スカイプロダクションの太田と申します。」

自分には縁のない場所だと思っていた芸能界。

テレビもあまり見ていなかった潤からしたら、どういう世界かなどわからない。

もちろん、スカウトされるなんて思っていない。

渋谷での買い物が潤自身の将来を変えた。