夕方五時頃、私たちは学校へ戻った。
舞たちに片付けをさせたままだからだ。

愛「ごめんね、手伝うよ。」

舞「いいよ♪それより、デートはどうだったのよ?」

愛「どうって…」

舞「良かったの?どこ行ったの?」

愛「渋谷?!」

舞「しぶ…渋谷?」

愛「うん」

舞「見つからなかった?」

愛「たぶん…」

舞「人すごいからね~。」

愛「うん」

舞「しっかし、勇気あるね。」

愛「そう?」

舞「バレたら大変だぞ?」