「 病院行くか? 」





過保護過ぎだと判っていても、そう言い出さずにはいられない俺。




俺の言葉に対し、由貴子は小さく首を振った…








「 …翔がチューしてくれたら治る。」



そう悪戯っぽく笑う彼女



普段はしっかりしているくせに、

甘える時は子どものように甘える彼女……








そんなリクエストに応えるように、


俺は彼女の腫れたオデコにキスを落とした……






「 もうっ!


そっちじゃないの!!」





…しかし、

彼女は不満そうな様子






「 こっちにしてよね。」




そう言いって、


自分から唇を俺に重ねるのだった……











 201号室の俺



 可愛い嫁さんを

 貰いました。