「 ただの友達 だって…

よかったね、桃!」



お部屋の入ってから
彩葉ちゃんそう言ってくれた…




「 うん!」


私が大きく頷くと、
2人とも自分のことのように喜んでくれた…






「 …それより、ごめんね。

せっかく来てくれたのに、さっきからごたごたしちゃって… 」




「 ええよ。

見とっておもろかったし♪」


「 だよね。

桃、今度のアパートはいい人多そうでよかったね。」





亜斗夢くんも、

彩葉ちゃんも、


そうやって優しい言葉を返してくれた…




「 うん!

私、ここに来ての日はまだ浅いけどね、


このさくら荘が大好きなんだ!!」






彼のお隣りであるこの部屋が大好き…。









 203号室の私は



 このさくら荘が

 大好きです!