体育の時間。 マラソンとかマジやる気しねー。 そう思ってたときだった。 華が、転んだ。 しかも結構血出てるし。 本当なら、すぐに俺が保健室連れて行くんだけど、今はそれができる関係じゃない。 一人で保健室へ行ってしまった。 俺は無茶苦茶不安で、こっそり保健室へと向かった。 ちょうど着いたとき、手当ては終わっいた。 「よしっ」 華が立ち上がり、こちらを向いた。