俺はまた美津江に相談することにした。 教室で話すのはあれだから、屋上へ行くことにした。 「で?どうしたの??」 俺は悩んでることを話した。 「変な噂たってるけど、沖浦さんきっとなにも言えなかったんだと思う。変な気を遣わせたくなかったんじゃない?だから、そこはあんたがバシッと言わないとさー」 あー、やっぱそうだよなぁ…… 俺マジ反省…… たった一言がっ 『気にするな』 って一言が言えねーなんて。 俺情けねー。