「タツ~!!あんた、また学校サボったの!?」


「うっせー、お前には関係ねーだろ」


「関係あるわよ!!あたしが先生に怒られるんだから」


「なんでだよ」


「知らないわよ」




いつものように幼馴染のタツと口喧嘩している私……。


名前はエナ。



今は、春休みで学校は休みなんだけど、昔から頭の悪いタツとあたしは担任のめいにより



特別授業を受けていた。


なのに、タツは来なかった…。



「あたし、野口と二人きりで気まずかったんだから!!」


「いいじゃん、あいつ息あがってたんじゃね?」


「バカ!!」



あたしは、ずっと前からタツのことがすき。


だけど絶対にいえるわけが無い。