うつむきながら仕事をしていると、徠也が声をかけた 「春菜さん‥一体どうしたんですか?」 「えっ?」 はっとして顔を上げると、心配そうに覗き込む徠也と目が合った 「っっ!!」 一瞬にして顔が赤くなる 「あのっっ、えっと‥」 突然のことに言葉が詰まる 「心配事ですか?」 「!!‥何で分かったんですか?」 「悩んでますって、書いてあるよ」 微笑みながらそう言う彼の目が優しくて 春菜は徠也に話すことにした