ギア・ドール


「いや、一応、言っておこうと思ってね。」


「そっか・・・だったら、俺も・・・。」


 それだけ言うと、鈴蘭は顔を私の顔に近づけて・・・


「俺も愛しているぜ・・・キラ。」


 耳元で、そっと囁いてくれた。


「!」


 瞬間、顔が過去にないぐらい蒸気したのがわかった。


「可愛いな。キラも・・・。」


 うるせぇやい。


 こんなコトをやっている間に、時間は過ぎる。


 そして、ケィ君が計画実行するといっていた朧新月の午前8時・・・