「!」
しかし、柄をつかんだコトによって、ますます皐月は窮地に追いやられる。
剣のバーニアに引っ張られて、宙を舞う皐月。
これでは格好の的。
左手に持ち替えた弁財天のマシンガンが吼える。
発砲音が海人の耳に響く。
だが、当たるわけには行かない。
皐月は、右手に持っていたマシンガンを素早く腰に取り付けると、そのまま腰につけてある煙幕手榴弾をひとつ取り外す。
マシンガン着弾。
再び、煙幕があたり一面を覆い隠す。
しかし、同じ手は二度とは使えない・・・・。
煙幕に襲われる前に、上空へと飛翔する弁財天。
だが・・・それだけ・・・・。
構えたマシンガンは発砲できない。
強力な電磁波が皐月の居場所を分からなくしていた。
それで十分。
それこそが、海人の狙い。
煙幕に襲われ、再度威力を落とす巨大な剣。
ここでは完全な致命傷。
皐月は、マシンガンを構えなおす。
発砲。
狙いは、剣のバーニア。
しばらくして煙幕が晴れる。
そして・・・・・・・・・・・。


