「あ、ホントだ。これだね!」
「あ、よーこ、よーこ、あったあった!」
雑誌で見た時よりも、もっと多くの種類があって、その中には、マスカラかな?と思ってしまいそうなものや、マニュキア?と思ってしまうようなボトルの形をしたもの、多種様々であった。
「これにしよう。雑誌に載ってたし!決まり!」よーこが手に取ったのは、その中でも一番オシャレにデザインされたものだった。長さ10センチくらいで、直径1センチ足らずの円柱型で、ベースの色はシルバー、その上にはキラキラした黄緑色で、水玉模様のようなデザインが施されている。
購入した私たちが次に向かった先は、運動公園の中の公衆トイレだ。
しかしながら、あまりに光が少なかったためにそこはすぐに退散をして、みんなでそこから一番近い我が家に来る事になった。
母は仕事をしているのでうちにはいない。姉はまだ学校から帰ってきてないし、父はもちろん仕事で、夜は遅い。そんな誰もいない我が家で、私たちは、変身をする!
「ね、じゃーあたしからやってみる!」
そう一番に言ったのは、もちろんお金を出したよーこだ。説明書も一緒にケースの中に入っていたので、千代美が説明文を読んだ。
「えっと、ご使用方法、っと。まず、瞼を清潔な状態にしてから、二重にしたいラインを決めます。」
「大丈夫?」みぃが聞く。
「うん、清潔清潔。」
「じゃ、次。まつげの生え際から二重にしたいラインまで液を均一に塗ります。」
「OK。・・・・」
全員の視線は皆、よーこの目元に集中した。半開きの口と、半開きの目は、可愛いとは言えなかったが、これも今はよしとしよう。
「お、いいんじゃない?じゃ、次。液が半透明になるまでしっかり乾かし、半透明になったのを確認したら、指で軽く押さえて馴染ませます。」
「あ、いいんじゃない?もう乾いてきてるよ。」と私。
「うん、うん。」
「で、最後ね。顔を下に向けて、目線を上にして目を開けると・・・出来上がり。だって。」
「あ、よーこ、よーこ、あったあった!」
雑誌で見た時よりも、もっと多くの種類があって、その中には、マスカラかな?と思ってしまいそうなものや、マニュキア?と思ってしまうようなボトルの形をしたもの、多種様々であった。
「これにしよう。雑誌に載ってたし!決まり!」よーこが手に取ったのは、その中でも一番オシャレにデザインされたものだった。長さ10センチくらいで、直径1センチ足らずの円柱型で、ベースの色はシルバー、その上にはキラキラした黄緑色で、水玉模様のようなデザインが施されている。
購入した私たちが次に向かった先は、運動公園の中の公衆トイレだ。
しかしながら、あまりに光が少なかったためにそこはすぐに退散をして、みんなでそこから一番近い我が家に来る事になった。
母は仕事をしているのでうちにはいない。姉はまだ学校から帰ってきてないし、父はもちろん仕事で、夜は遅い。そんな誰もいない我が家で、私たちは、変身をする!
「ね、じゃーあたしからやってみる!」
そう一番に言ったのは、もちろんお金を出したよーこだ。説明書も一緒にケースの中に入っていたので、千代美が説明文を読んだ。
「えっと、ご使用方法、っと。まず、瞼を清潔な状態にしてから、二重にしたいラインを決めます。」
「大丈夫?」みぃが聞く。
「うん、清潔清潔。」
「じゃ、次。まつげの生え際から二重にしたいラインまで液を均一に塗ります。」
「OK。・・・・」
全員の視線は皆、よーこの目元に集中した。半開きの口と、半開きの目は、可愛いとは言えなかったが、これも今はよしとしよう。
「お、いいんじゃない?じゃ、次。液が半透明になるまでしっかり乾かし、半透明になったのを確認したら、指で軽く押さえて馴染ませます。」
「あ、いいんじゃない?もう乾いてきてるよ。」と私。
「うん、うん。」
「で、最後ね。顔を下に向けて、目線を上にして目を開けると・・・出来上がり。だって。」
