僕と君の裏事情☆

「えぇ〜そうかな?絶対、何か隠してるでしょ」

「だから何も隠してない!!ほらっ…授業始まるよ」

心臓がバクバクしてる。かなり必死だった。



そして、放課後になった。
私は、またしても和矢くんと張り込みしてます。

「…誰も怪しい奴なんていないよなぁ??
やっぱ、依頼者の気のせいなんじゃねぇの」

そう言う和矢くん。すると、悠子さんが教室からでてきた。


後を付けようとした、その時だった。悠子さんのすぐ後ろを歩く男の子。


まさかね…??

偶然だよね??と思いつつ、二人をジッーと見ていた。



「とりあえず付いて行くぞ。千枝ちゃん」

「あっ!はい。」

私と和矢くんは、尾行する事になった。


校門を出ても、悠子さんに付いて行ってる男の子。
かなり怪しいかった。

「ねえ。和矢くん…あの男の子怪しくない??」

「そっ!そうだなぁ。とりあえずバレるなよ…」