恋の神サマ!


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少し遅い夕飯を食べ、お風呂にも入った私は、部屋のベッドで何をするでもなくごろごろと寝転がっていた。


携帯を無意味にいじっていたら、いつの間にか電話帳を開いていたらしい。


そこには仁科悠芽の電話番号とメールアドレスが表示されていた。



…私ってば、なにを無意識に仁科悠芽のデータなんて開いてるんだろ。


ふと我に帰り、慌てて画面を待受画像に戻す。




そのまま私は携帯をベッドの脇に投げ、ぼーっと考えた。