焦りとパニックで私は何を言っていいやらわからなかった。 その間に悠芽は私との距離をつめてくる。 1歩、2歩、3歩……… の―――――――!!!!!! 恐怖にかられた私は、咄嗟にその場から走りだす。 しかし教室を出ないうちに捕まって、壁に押しつけられた。 なんか両手首持たれてるんですけど。 なにこの状況!!!!!!!! 恐怖に震える私に、彼は目を細めてこう告げた。 「もう逃がさねえよ??」 …ひいいいいいいい!!!!!!!!